HyperCardを懐かしみます。SafariかGoogleChromeでご覧になることを推奨します。
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HyperCardを懐かしみます

HyperCard 30th Anniversary

 今年2017年はHyperCardが発表になって30年です。私がHyperCardに夢中になっていたのは1994~1996年の間の二年程度でしたが、長年コンピューターというものを使っていて一番楽しかったのはHyperCardに触れている時だったと思います。HyperCardが熱かった時代を偲び、自分の思い出を語ったり、手元にあるスタック達を巧拙問わず紹介したりしようと考えています。

 もともと他のブログで行っていたのですが、いろいろと制約があるため移転してきました。元の記事はこちらに引き継がないので、興味がある方は元のブログを残しますのでご参照ください。

 

HyperCardスタックは文化財である

 1980年代後半から2000年代にかけて「HyperCard文化」とでも言うべきものが確かにあったと思う。一般の人でも手軽に「文字」「絵」「音声」を使って何かを表現できるHyperCardは多くの人の創作意欲をかきたてた。

wikipediaによれば

文化財(ぶんかざい)は、広義では、人類の文化的活動によって生み出された有形・無形の文化的所産のこと。

とのことである。

 HyperCardによって作られたスタックは当時の人々の文化的活動の証であり、まさしく文化財であると言える。行政による指定・登録文化財ではなくても私認定文化財である。国宝ではなくても私宝である。

 

 HyperCardスタックの動作再現

 本ブログではブラウザでHyperCardスタックの動作を再現して紹介します。推奨環境としてはSafariもしくはGoogleChromeとしています。細かいことをいうと、Canvas要素とWebAudioが使えることが条件です。なのでIEではご覧になれません。FireFoxでも動くかもしれませんが音声の再現に難があるため推奨できません。

 

 ここから、作者の許可を得て公開させていただいた6つのスタックにアクセスできますので是非ご覧ください。

 許可を得ていない、または得られないスタックについては引用という形で部分的な再現をして本ブログ内にて紹介していきます。引用は「必要最小限」であることが求められます。スタックによっては部分的にピックアップするのが難しいことも多いですが、自らの制約として引用範囲を全カードの半分以下、もしくは全オブジェクトの半分以下とします。また、引用作品については一ヶ月程度で公開を終了させます。問題があれば、ご指摘・ご指導いただけますと幸いです。

 

 「HyperCard文化」の時代、彼らが何を考え、どのように表現したかということの一端に触れていただければと思います。