HyperCardスタック再掲「はいぱあれもん Vol.1」「はいぱあれもん Vol.6 予告編」「脱衣じゃんけんR」
さて、2月にブログアクセス数10,000アクセスの報告をした際に、「はいぱあれもん Vol.1」「はいぱあれもん Vol.6 予告編」の2作品を再掲すると言っておいて、およそ、4ヶ月放置してしまいました。楽しみにされていた方には申し訳ありません。
2作品に加え、「脱衣じゃんけんR」の再掲もリクエストがありましたのでそちらも再掲します。
作品説明についてはブログ後半にまとめておきます。
「はいぱあれもん Vol.1」
公開終了
51カード中、カード1〜8,48〜51を引用します。鑑賞時間は数分程度。サイズを約6割に縮小しています。オリジナルは横512ピクセル、縦342ピクセルです。公開期間は2ヶ月程度。
「はいぱあれもん Vol.6 予告編」
公開終了
17カード中、カード1〜6,9〜11,16〜22を引用します。鑑賞時間は数分程度。サイズを約6割に縮小しています。オリジナルは横512ピクセル、縦342ピクセルです。公開期間は2ヶ月程度。
「脱衣じゃんけんR」
公開終了
52カード中、カード1〜10,23,24,48,51,52を引用します。鑑賞時間は数分程度。公開期間は2ヶ月程度。サイズを約9割に縮小しています。それでもiPhoneではわずかに左右がみきれますが、これより小さいと視認性、操作性が落ちてしまいます。オリジナルは横352ピクセル、縦424ピクセルです。
HyperCardスタック「はいぱあれもん Vol.1」(1994年)紹介
作品名:はいぱあれもん Vol.1
製作者:ふくろこうじ氏
制作年:1994年
出 所:不明
認定番号:第1994-0004号
このスタックは、「Macintoshと少女」という普遍的なテーマの元に構成されています。
何言ってるんだ、この人は? 普遍的なテーマ? という感じですが、要はエロスタックです。
前回紹介したvol.6の予告編が96年ですから、遡ること2年の94年に手持ちのvol.1の第2版が作られています。タイムスタンプは1月の初めですから、第1版は93年だったかもしれません。長期にわたって作られた作品群の一作目です。
内容は、立花舞と西村由美という二人の少女の所有するMacのスペックについて回答して正解すると、スカートをめくって下着を見せてくれて、あらぬところをクリックするとカラー化して恥ずかしがってくれるというもの。
一体何を書いてるんだろう。でもあってるな。
引用範囲は「オープニング」、「はじめに」、「立花舞さんのクイズのところまで」と「あとがき」。肝心のエロシーンは範囲外ですが、オープニングに脱衣シーンがあるので、そういうのがお好きな方はどうぞ。
はいぱあれもんシリーズは「ハイパーモモデラ」というツールでカラー化やアニメ効果を実装しています。私は「ハイパーモモデラ」を使ったことがなかったので、このツールを使っているスタックの再現紹介はできないと考えていたのですが、前回vol.6の予告編の紹介した時に、やはり、はいぱあれもん本編のいずれかを紹介しないのはスタック紹介ブログの名折れかと思い、挙動を確認しながらスクリプトとにらめっこして、なんとなくXFCNを作ってみました。実際の仕様がわからないのでかなりいい加減な実装ですが、今回の紹介範囲であればまぁいいかなと自分に甘くしてみました。
HyperCardスタック「はいぱあれもん Vol.6 予告編」(1996年)紹介
作品名:はいぱあれもん Vol.6 予告編
製作者:ふくろこうじ氏
制作年:1996年
出 所:Macがいちばん! 1996/5月号付録CDROM
認定番号:第1996-0042号
ええっ? 裸になるんですか?
日本のエロスタックの金字塔、ふくろこうじ氏の「はいぱあれもん」シリーズからVol.6の予告編を紹介します。
『Macがいちばん!』(1996年5月)のスタック紹介補遺 にて画像で紹介しましたが、この度、改めて再現紹介することにしました。もともとフォーマット変換がうまく行かなかったので紹介を見送っていたのですが、不足する情報を無理やり抽出するスタックを作成して、再現させました。かなり手間がかかりました。
本ブログは「脱衣スタック」紹介ブログと認識されている節があり、「はいぱあれもん」シリーズと聞いてお喜びの方もあろうかと思いますが、申し訳ないことに予告編なので脱衣シーンはありません。悪しからず。
さて、Vol.6では「清美」ちゃんと「和子」ちゃんの2名が登場しますが、「清美ちゃん」の予告シーンを引用紹介します。裸になることを強要している鬼畜なシーンです。
本来BGMはQuickTime形式の音源が用いられているのですが、今のQuickTimePlayerでは再生できなかったため、主旋律だけPlayコマンドで鳴らしてます。著しい品質ダウンですが、ご容赦ください。
HyperCardスタック「脱衣じゃんけんR」(1996年)紹介
作品名:脱衣じゃんけんR
制作者:みやくん氏
制作年:1996年
出 所:『Macがいちばん!1996/8』付録CDROM
認定番号:第1996-00016号
野球拳ではないので、あなたが脱ぐ必要はありません。
いままで、野球拳スタックで負けても脱いだとこがありませんでした。反省します。
「すずか」「なおみ」「みさえ」の三人のプレイヤーがいますが、「すずか」だけ引用紹介します。
6回勝つか、3回負けると勝負終了です。大変ロリ声な「はつかちゃん」という方の声がふんだんに使われており、楽しいです。
可愛らしい絵柄で大変結構な脱衣スタックですが、残念ながらエロさを感じません(個人の感想です)。
下着一枚になるまで脱衣してくれるのですが、なんだかすごく健全な感じです。
祝 10,000アクセス
しばらく更新していませんでしたが、気づいたら本ブログのアクセス数が10,000を超えていました。いまでもHyperCardとその作品を気にかけている方がいるのは嬉しいことです。
ところで、本ブログでアクセスの多い記事は「はいぱあれもん Vol.1」「はいぱあれもん Vol.6 予告編」がツートップです。
10,000アクセス祝いとみなさまへのお礼の意味で、上記二作品を期間限定再掲をしようと思います。やり方忘れてしまいましたので、思い出せるか?のんびりお待ちを。
HyperCardスタック「はいぱーかーどのやぼう」(2018年)紹介
作品名:はいぱーかーどのやぼう
製作者:Play Boing
制作年:2018年
「ぐんまのやぼう」というゲームをご存知であろうか。
作者のHPによれば次のとおりです。
資源(ねぎ、こんにゃく、きゃべつ)を収穫して、G(GUNMA)を手に入れて、G(GUNMA)を消費して各都道府県を制圧し群馬県にしていくゲームです。とてもわかりやすいですね。
最終的にはあなたの故郷も群馬県です。やったね!
ちなみにこんな画面です。
「ぐんまのやぼう」はスマホ向けのゲームで、私は普段ゲームをしない人間なのですが、2012年ころに話題になって、群馬県出身者としてはやらない訳にはいかない、とういことで一時期だいぶやっていました。最近「ぐんまのやぼう2017」というのがあることに気づき、いま、やっている最中なのですが、ゲーム自体はシンプルなものなので、ハイパーカードでもできそうだな、やったらどんなものができるだろうか、ということで作ってみた次第です。まぁ、お遊びです。
自作のスタック紹介で恐縮ですが、基本的な仕様は「ぐんまのやぼう」をリスペクトした物なので、それなりのものになっていると思います。いきなり偽HyperCardで作るような無粋なことはせず、MacOS9上のHyperCardで作ったものをフォーマット変換したものなので、れっきとしたHyperCardスタック紹介です。
当初はなるべく「ぐんまのやぼう」と同じものつくろうと思ってたのですが、「ねぎ」「こんにゃく」「きゃべつ」のアイコンを作ろうとしたところで面倒くさくなって、既存のアイコンでいいやということで考えていたら、「はいーぱーかーどのやぼう」という物ができあがった次第です。背景に拙い群馬県の図形が描かれているのは当初の名残です。「ひまつぶし」「すごろく」「がちゃ」などは実装していませんので、無効なボタンがありますが、有効にはなりません。これも当初の名残です。
しかし、HyperCardの生産性の高さはやはり素晴らしいですね。基本的なゲーム機能をみたすところまで、へぼプログラマーの私ですら、ほんの数時間でできてしまいました。短時間でみるみるうちに形になっていくのが楽しくて、20年ぶりくらいにHyperCardで作る楽しさというものを味わいました。これを例えばjavascriptで1からつくろうと思ったら、気が遠くなりそうです。
さて、ゲームの方ですが、「収穫」「制圧」を繰り返し、レベルを上げていくものです。
群馬特産物の「ねぎ」「こんにゃく」「きゃべつ」の代わりに「ビル」「マック」「スタック」を収穫します。
各都道府県の代わりに、各ソフトウェアを制圧します。今回は各種ウェブブラウザを取り揃えました。
かつてビル・アトキンソンが「もし米サン・マイクロシステムズ社のようなネットワーク中心の文化で育っていたら、ハイパーカードが最初のウェブブラウザーになっていたかもしれない」と言ったそうです。なので、最初のウェブブラウザーになれなかった恨みを晴らすつもりでMosaicを始め各種ウェブブラウザを制圧してハイパーカードにしてしまいましょう。
本物にくらべて初期の育成時間も短いし、レベルアップの条件も簡単にしたので、容易に制圧できると思います。ここでやってみて面白いと思ったら、ぜひ、本物を試してください。面白くないと思っても、ぜひ、本物を試してください。操作性も良いですしゲームバランスもさすがにプロの仕事。きっと面白いですよ。
公開期間は一ヶ月程度。